こんにちは、富山県で農業コンサルティングをしております株式会社笑農和(えのわ)です。
スマホでかんたん水管理のpaditch(パディッチ)を販売しております。
昨年もジャンボタニシについての記事を書きましたが、今年も被害の報告がたくさん見られるシーズンがやってまいりました。
まだジャンボタニシがいない地域や、一般の方にはなじみの薄いこの害虫について、改めて紹介してみます。
スクミリンゴガイは、リンゴガイ科に属する淡水棲の大型巻貝である。俗にジャンボタニシと呼ばれるが、タニシとは異なる。
南アメリカ原産。日本では食用を目的とした養殖用に台湾から持ち込まれたのが野生化した外来種であり、イネを食害することから、防除対象になっている
※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そうなんです、食用として輸入したはずのジャンボタニシは大事な稲を食べるんです!
被害にあった田んぼは、はげたようになってしまいます。
ジャンボタニシの対策として、一般的に紹介されていることとして
参照:匝瑳市 https://www.city.sosa.lg.jp/sp/page/page000106.html
通年対策:貝や卵塊の駆除
- 見つけ次第補殺。
- 卵塊は、空気中でしか孵化できないため、水中に落とすと効果的に駆除が可能。
※ピンクの卵には毒があります。素手では触らないようにしましょう
取水期間対策:侵入防止
- 取水口にネットや金網を設置して、侵入を防ぐ。
- 特に、代かき前の入水時や中干し後の入水時に侵入が多いため、この時期に設置すると効果的。
苗の移植後:食害防止
- ジャンボタニシは水の深い所を好み、浅い所では稲を食べることができない。
水深を4cm以下にして、田面を平らにすることで被害を防ぐ。 - 移植直後の柔らかい苗を好んで食べますが、苗が育つと食べなくなる。
早めの移植により苗を大きくすることで、食べられるのを防ぐ。
冬季対策:耕起粉砕・水路の泥上げ
- 田んぼを水上げして乾燥させ、耕運することで、土の中で越冬するジャンボタニシを駆除する。
- 水路の泥の中でも越冬するため、泥上げをすることで駆除する。
- 地区全体で実施すると効果的。
たくさんの対策が紹介されていますが、どれもこれも、100%効果的なものがいまだないようです。。。
弊社のpaditchは移植後の浅水管理に力を発揮します。
水位を設定しておけば水位を自動的にキープすることが可能です。
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