【プレスリリース】スマホでかんたん水管理のパディッチから、地域の水田をまとめて管理が出来る、自治体・土地改良区向け水田管理画面を開発しました

スマホでかんたん⽔管理「パディッチ(paditch)」を販売する株式会社笑農和(所在地:富⼭県滑川市上⼩泉、代表:下村豪徳)は、以前より要望の多かった、地域の水田をまとめて管理が出来る、自治体・土地改良区向け水田管理画面を開発しました。

                                    富山県朝日町土地改良区様にてご利用の様子

  • 開発の背景

圃場整備が増えてきたことにより、当社製品を利用する自治体から「全体をまとめて管理が出来る・圃場全体の様子が簡単に把握できる、そのような管理画面が欲しい」という声が徐々に増え、その要望に応えるため本メニューのリリースとなりました。

  • 本管理システムの特徴

これまでの自治体単位での水田管理において、田んぼでパディッチを利用している個別の農業法人・農家の操作・管理しか行えない制約を克服するために新しいソリューションを開発しました。

これにより各自治体担当者は、個別の農家に情報収集するためのコンタクトを取る必要がなくなり、地域全体の水管理を簡素化することが可能となりました。

また、以前のバージョンでは地図の機能が不足しており、どの圃場がどの農家のものかを迅速に判断することが難しかったのが課題でした。

しかし、当社の新しい水田管理画面は、組織の管理者がパソコンから登録した水田の一覧や地図を簡単に参照できるようになり、管理作業が劇的に簡略化されました。

この水田管理画面は、以下の主要な機能を提供します。

・各水田のパディッチの状況の確認

・各水田の水位や水温の状況の監視

・アラートの受信状況の監視

・入排水の灌漑の履歴の追跡

これにより、当社の今回リリースした水田管理を導入する組織は、水田の状況を効果的に把握し、水の管理を最適化することができます。

地域の農業において、生産性の向上と水資源の効率的な利用を実現をするための貴重なツールとなります。

本管理システムの詳細、導入についてはお気軽に相談ください。

担 当: 株式会社笑農和 営業企画部

電 話: 076-482-3998

メール: paditch_sales@enowa.jp

  • ⽔⽥⽔管理システムpaditch概要

paditchはスマホ・タブレット・パソコンを使⽤して、⽔⽥におけるスマートな⽔管理を実現する製品です。paditchの⽔位調整機能を使うと、⽥植え後の⽔管理を遠隔で⾏う事ができ、あらかじめ⽔位・⽔温を設定しておく事により、⾃動で開閉を⾏う事もできます。

⼿動で⾏う⽔管理では、何枚もある⽥んぼを⼀箇所ずつ⾞で回ったり、⾞では⾏けない細い畦道まで時間をかけて歩いていき⼿作業で⽔⾨を開閉するなどの⼤きな⼿間がかかります。paditch導⼊により、それらをシステム上で⾃動化することにより時間と労⼒の削減につながります。また、平均年齢65歳を超え、深刻な⾼齢化と後継者不⾜に直⾯する⽶農家問題を⽀え、⾟く⼤変な作業の軽減によって若い農業者の増加にも貢献するシステムです。

<paditchの主な機能と特⻑>

・⽔温・⽔位を⾃動で管理できる

・スマートフォンやPCで、⽔⾨を遠隔開閉できる

・タイマーで⾃動開閉ができる

・全体開閉・個別開閉・エリア開閉ができる

・クラウドで管理されており、データが蓄積できる設置による実証実験の結果

・⽔管理にかかる時間が80%削減(農林⽔産省の静岡県での実証事業で得られた結果)

・paditch導⼊圃場と未導⼊圃場の収量⽐較で、最⼤16.4%収量が増加(農研機構への調査依頼の結果)

※2023年6⽉時点で全国で約1,200台導⼊されている。https://paditch.com/product/paditch-gate

  • 株式会社 笑農和について

「IT農業を通じて笑顔の⼈の和を創り社会に貢献する」を企業理念とし、現在は稲作で⼀番作業時間のかかる⽔管理を超省⼒化する『paditch(パディッチ)』を主⼒製品として開発・販売を⾏っている。paditchの特徴は、スマートフォン、タブレット、パソコンと⽔⽥の⽔⾨やバルブをIoTで繋ぎ、事務 所や⾃宅、外出中にも遠隔で⽔位・⽔温の確認や開閉作業を⾏うことができるシステムである。また、スケジュール設定や、⽔位・⽔温に連動した⾃動開閉機能などもあり、⽔⽥に⾏く回数の削減に貢献している。

社名:株式会社笑農和

代表者 :代表取締役 下村豪徳

所在地:〒936-0053 富⼭県滑川市上⼩泉1797-1

設⽴:平成25年2⽉14⽇

事業:農業×IoT開発事業、農業コンサルティング事業、農産物販売