スマート水田サービス「paditch(パディッチ)」の開発、運営を手掛ける、株式会社笑農和(えのわ)(富山県滑川市、代表:下村豪徳)は、宇宙技術顧問の伊巻和弥氏が2024年5月17日(金)に北九州市で開催される「北九州GX推進コンソーシアム関連セミナー」に登壇することをお知らせいたします。
■開催概要
日 時:2024年5月17日(金)15:00~18:15
場 所:COMPASS小倉 イベントスペース
北九州市小倉北区浅野3-8-1 AIM(アジア太平洋インポートマート)6階
定 員:50名 ※先着順
参加費:無料
申し込み:https://www.ksrp.or.jp/fais/iac/project/salon/index.php?form=274
■講演概要
内 容:
(講演)
第一部:15:00~15:30 地球からの宇宙利用
① 衛星とは?衛星にはどのようなものがあり、何ができるのか?
② 衛星データを使ったビジネスとは?衛星データ活用事例とビジネス利用における課題
株式会社2moon 代表取締役社長 伊巻 和弥 氏(株式会社笑農和 宇宙技術顧問)
第二部:15:30~16:40 深宇宙開発
① 近年の月探索の潮流
日本航空宇宙学会第53期会長、九州工業大客員教授、JAXA特任教授 河野 功 氏
② アカデミックハブ構想について:段階的な月面有人活動と地上での技術実証
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)研究開発部門 研究領域主幹 桜井 誠人 氏
③ 最初期の月面基地に必要なもの
日本航空宇宙学会第53期会長、九州工業大客員教授、JAXA特任教授 河野 功 氏
④異業種から宇宙ビジネス参入時の課題とベストプラクティス
株式会社2moon 代表取締役社長 伊巻 和弥 氏(株式会社笑農和 宇宙技術顧問)
(ショートピッチ)16:40~17:00 北九州市内企業からのショートピッチ
株式会社黒木工業所、株式会社フジコー、有限会社ICS SAKABE、計測検査株式会社
(交流会)17:15~18:15 ※参加費:無料
■登壇者プロフィール
株式会社2moon 代表取締役社長 伊巻 和弥氏(株式会社笑農和 宇宙技術顧問)
NPO法人ロボットビジネス支援機構 宇宙部会長
株式会社M41 宇宙ビジネスコンサルタント
衛星データとpaditchを組み合わせたスマート水田プロジェクトの展開を支援している
■スマート水田サービス「paditch(パディッチ)」とは
paditchはスマホ・タブレット・PCを使用して、水田におけるスマートな水管理を実現するIoT製品です。paditchの水位調整機能を使うと、田植え後の水管理を遠隔で行う事ができ、あらかじめ水位・水温を設定しておく事により、自動で開閉を行う事もできます。
手動で行う水管理では、何枚もある田んぼを一箇所ずつ車で回ったり、車では行けない細い畦道まで時間をかけて歩いていき手作業で水門を開閉するなどの大きな手間がかかります。paditch導入により、それらをシステム上で自動化することにより時間と労力の削減につながります。また、平均年齢65歳を超え、深刻な高齢化と後継者不足に直面する米農家問題を支え、辛く大変な作業の軽減によって若い農業者の増加にも貢献するシステムです。
paditchの主な機能と特⻑
・⽔温・⽔位を⾃動で管理できる
・スマートフォンやPCで、⽔⾨を遠隔開閉できる
・タイマーで⾃動開閉ができる
・全体開閉・個別開閉・エリア開閉ができる
・クラウドで管理されており、データが蓄積できる
設置による実証実験の結果
・⽔管理にかかる時間が80%削減(農林⽔産省の静岡県での実証事業で得られた結果)
・paditch導⼊圃場は未導⼊圃場と⽐較し、最⼤16.4%収量が増加(農研機構への調査依頼の結果)
※2024年4⽉時点で全国で約1,455台導⼊されている。
https://paditch.com/product/paditch-gate
- 株式会社笑農和とは
「IT農業を通じて笑顔の人の和を創り社会に貢献する」を企業理念とし、スマート農業を推進、農業のIT化を通じて効率的で持続可能な農業を実現しています。具体的には、水田の遠隔操作や水管理の労力削減、お米の品質改善、収量アップなど、補助金サポートやシステム開発など、農家さんの「困った」を解決するサービスを提供しています。
また、若い世代の人々が農業を職業として選択できる未来を築るために、農業現場とIT現場の両方をサポートしています。
笑農和は、スマート農業の新しいカタチを提供し、ITを通じて農業を支援する存在として、さらなる成長を目指しています。
主力製品として水稲栽培で一番作業時間のかかる水管理をDX化し、超省力化する『paditch(パディッチ)』の開発・販売を行っています。
paditchの特徴は、スマートフォン、タブレット、パソコンと水田の水門やバルブをIoTで繋ぎ、事務所や自宅、外出中にも遠隔で水位・水温の確認や開閉作業を行うことができるシステムです。また、データドリブンで24時間自動開閉も可能で温暖化で水不足が叫ばれる中、収量・品質UPに貢献しています。
現在は水田由来のカーボンクレジット(排出権)販売の取組を行っています。
関連URL:https://x.gd/76G3T
【株式会社笑農和会社概要】
会社名 :株式会社笑農和(Enowa Co.,ltd.)
所在地 :富山本社 〒936-0053 富山県滑川市上小泉1797-1
東京支社 〒105-6234 港区愛宕2丁目5番1号 愛宕グリーンヒルズ 34階
E-mail :info@enowa.jp
設 立 :2013年2月
事業内容:スマート水田サービスpaditchの開発・運営/スマート農業コンサルティング
HP :https://enowa.jp/
【スマート水田サービスpaditch参考情報】