【2023年2月15日放送】KNBラジオとれたてワイド朝生!内「アグリボイス」「新しい技術をどんどん取り入れ経営改善」ゲスト 株式会社糧の郷様

こんにちは、富山発農業コンサルティングの株式会社笑農和(富山県が有望なベンチャーとして重点支援するTスタートアップ企業に選ばれました!)です。

当ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回の記事は…

2023年2月22日放送 KNBラジオとれたてワイド朝生!内「アグリボイス」 ゲスト 株式会社糧の郷さんをお届けします。

 

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今、日本の農業は、高齢化に伴う離農、担い手不足、耕作放棄地の増加、異常気象と、様々な課題、問題に直面しています。

このコーナーでは、ITを使って、そのような問題を解決しようとしている株式会社笑農和の下村社長と笑農和の技術を使って農業を実践している農家の方にお越しいただき、今後の農業についてお話を伺います。

 

今日は、株式会社糧の郷 杉本晃生社長にお越しいただきました。
よろしくお願いします。

ホームページ : https://katenosato.com/

よろしくお願いします。
さあ、糧の郷、この会社の名前はどういう意味が込められてるんですか?
英訳するとグレンカントリーなんですが、穀類を作る小さな、小さな田舎ですね。
場所はどちらでやってらっしゃるんですか?
富山市八尾地域の黒田という場所がメインになります。
先ほど地図を見ましたけれど、神社があるところですよね。
杉原神社、由緒あるところです。
ご家族でやってらっしゃるんですか?
今は法人化してるので、家族なんですけども息子2人と息子のお嫁さん1人の(3人の)従業員と私です。
そうなんですね。
田んぼはどのぐらいの広さがあるんですか。
今年で46ヘクタールになります。46っていうと…
すごいです!東京ドーム一つが4.8ヘクタールと言われてますから、大体9倍ですね。
へえー
でも営農組織とか、先発の法人の方々では100ヘクタール200ヘクタールありますので、私の息子たちには100ヘクタールが当たり前だという物差しでいると、今言ってるんですが、しばらく時間がかかりますね。
そうですか。
どんなことにこだわって米作りされてらっしゃるんですか?
作物を作る農業者の営農課題は、いいものをたくさん、で現在はできるだけ低コストで消費者に安全安心なものを届ける。これがテーマです。
そういう理念のもと、パディッチ、要はこの水門の管理をしてくれる技術を導入することになったきっかけは何だったんですか?
圃場を整備してますが、今の面積は田んぼの枚数ですると180枚あります。まだ息子たちが就農して日が浅いのでまだ十分経験がないこともありますが、水を見るのにやっぱり1日3時間以上かかります。
そうすると面積が大きくて、いろいろな作業があるときに水の管理だけでそれだけ時間を費やすというのは、他の作業にも影響しタイムリーにできないということです。反対にタイムリーな作業ができるということは品質・収量そういう作業も円滑にできるということなので、導入を決断しました。
何がきっかけで、この技術を知ったんですか?
元々ね社長さんとは15、16年前から知ってたんですが、それとは別ルートから笑農和さんからこういうパディッチの技術、製品があるということの紹介を受けました。それがきっかけです。
そういうことなんですね。
そうですね、はい。最初は5台ぐらいをご利用いただいて、まもなく増設もされるというとこなんですけども。
そうなんですか。どのぐらい増設するんです?
今回ですね、55台の増設をされるということで全ての規模がダイナミックですね。
すごいですね。
55台増設すると、やっぱりかなり仕事も効率化できるっていうことですか?
うちの規模からいえば約3分の1の圃場をカバーするということになるので、やはり大きいです。省力、適正な水管理、ということからすればね。
どんなところが特にやっぱりよかったなって思います?
ワイヤレスであるということ。太陽光ね、今どき太陽光でやるということ。それから、管理が正確であるということ。信頼度が高いです。耐久性も高いのでね。
実際良かったからこれだけ増設も決めたっていうことですもんね。電源って太陽光なんですか?
2種類ありまして、太陽光モデルと、あとは本当に谷間の中山間地でなかなか日光が当たらないところは乾電池モデルというものも、ありますね。
場所によってそれを選べるんですね
はい
電池と太陽光ってことは、電池の場合変えなきゃいけないですけど、太陽光だったらもうほとんどそのままでいいっていうことなんですね。それはいいですね。
パディッチの導入に際して、その息子さんたちはどういうふうに言ってらっしゃるんですか?
最初はねマイナス面を気にかけて賛成してなかったんですが、今年で2年目になりますか、実際使ってみると用水に流れてくる雑草を除けばほぼ正確にできるので今は歓迎してます。
そうなんですね。最初反対されたんですか!私の勝手なイメージですよ、若いかたの方がなんかそういうのやろうよって言うような気がするんですけど。
実働は息子たちにやらせるでしょう。
そうするとね、その場所へ行って草があるかないか、草があると思ったように水が入ってないでしょ。それをいちいち管理するくらいだったら、そこ行って、ちゃんと稲を見て、管理した方がいいだろうという思いがあったんですよ。
結構ね、コストパフォーマンスは良いので息子たちはもう理解してます。
へえ、だから杉本さんがその新しい技術とかも貪欲に吸収していくタイプってことですか?
はい。技術的には古いというかね、昔ながらの先輩たちの技術も利用しながらそれを技術化する。数値化したり、省力したり、ということが大切だと思ってますので、基本を大事にしながら先進技術を取り入れていきたいと思います。
何か考え方がすごく若いというか。杉本さんおいくつでいらっしゃるんですか?
聞く?
いいですか聞いちゃっても?
団塊の世代の真ん中生まれ23年です、昭和。74歳。
74歳!私の父と二つ違い、25年寅年生まれの父がいるんですけど、こんな柔軟な考え方じゃないですよ、正直。
でもね、若いときに放浪して歩いてたので、就農したのは遅いので遅かった分だけ同期の人たちと比べて、定年延長してます。
ちょっと放浪した部分を広げていきたくなっちゃいますね。いろんな世界各国巡られたっていうことですか、放浪って。
短期では各国ですけど、長期ではアメリカの農場です。
下村社長、これだけ柔軟な杉本さんですから、技術を伝える上でもそんなに難しくはなかったということですか?
やっぱりこういう新しいものに対して、杉本さん理解はすごく早いですよね、はい。
ですよね。杉本さんの年齢聞かれて、あじゃあうちもって思っていらっしゃる方いるかもしれないですよね。
今後の展開とか、こういうふうにしていきたいみたいのあったらぜひ教えてほしいんですけど、
パディッチがらみで言うと、全圃場をそういうふうにして、正確な水管理を24時間体制でやっていきたい、そういう思いがあります。その他は、私の特徴としてはやっぱり、直播で正確に発芽をさせて、収量を上げていく。それから、日本の中心的な食料である米を、多様化させながら、できるだけ水田が水田として利用されていくことが大事だと思います、特に北陸地方は。ぜひフル活用して、水田の多面的な機能、あるいは広域的な機能というものを、発揮するような農業環境になればいいと思ってます。
多面的な機能というのは最近の環境問題なんですよ。
ええ。
水田は全部人工のダムと同じでしょ。1年でたくさん、最もたくさん取れるのは米なんですけど、たくさん作るということは光合成もたくさんして、二酸化炭素を減らしてるでしょ。
あるいは災害防止とか、いくつかあるんですけど、そんなことにも触れていただければありがたいですね。
なるほど、もう地球全体の環境の問題にも繋がってくる話だよ、ということですね。
それから物流が乏しい時代は、一番人口が密集していたところがどこかというと、米のとれるところですよ。東南アジア、中国の南部、日本。今後の食料も考えると、ぜひ水田が世界にも広がればいいと思ってます。
ありがとうございました。

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