こんにちは、富山発農業コンサルティングの株式会社笑農和(富山県が有望なベンチャーとして重点支援するTスタートアップ企業に選ばれました!)です。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回の記事は…
2023年1月25日放送 KNBラジオとれたてワイド朝生!内「アグリボイス」 ゲスト 株式会社林農産様の回をお届けします。
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今、日本の農業は、高齢化に伴う離農、担い手不足、耕作放棄地の増加、異常気象と、様々な課題、問題に直面しています。
このコーナーでは、ITを使って、そのような問題を解決しようとしている株式会社笑農和の下村社長と笑農和の技術を使って農業を実践している農家の方にお越しいただき、今後の農業についてお話を伺います。
スタジオに株式会社笑農和の下村社長です。よろしくお願いします。
さて、2回目、今日も素敵なゲストの方ちょっと個性的な方で、ちょっとびっくりしてるんですけどご紹介いただけますか。
今日はですね、農チューバでも有名な株式会社林農産の林社長にお越しいただいております
こんにちわー、林浩陽社長は頭に鏡餅ですか、これは?
はい、そうです。今めっちゃうちは餅加工やってまして、忙しいときに来てますんで。
なんか木の板じゃなくてなんですかそれ、何で作ってるんですか?紙ですか?
そうそう、この服も結構派手なつなぎを着ているんですけど
黄色のツナギ着てらっしゃいますが、似顔絵がたくさんありますね
これ、子供たちからプレゼントされたもので、普段は米作り体験学習で子供たちにこれを着て食育授業で回っています
はいそうです。こんな格好でラジオなんで見れないかもしれませんが詳しく私のホームページなりYouTube見ていただくとわかります。
ホームページ https://www.hayashisanchi.co.jp/
YouTube https://www.youtube.com/@HayashisanchiJp23owarai
今なんかチャンネル登録数はすごいことなってるんですって!
すごい、どこまで目指してるんですか!KNBより多いですから
KNB1万弱しかない…
そうやってねYouTubeのチャンネルご覧になったことある方もいらっしゃるかもしれませんが、改めてこの林農産さんどんな会社か教えていただけますか。
うちは「23世紀型お笑い系百姓を目指す」農業法人でございます。
23世紀型、今21世紀ですよね。さらに先を見据えたってことですね。
お米と餅を作っています。面積で言ったら46ヘクタール、うちで言うと兼六園が、あの四つ分ぐらいですかね。200年後のことっていうのは、ネイティブアメリカンの人って大事なことを決める7世代先のことを考えるそうなんですよね。
ですから200年後のことをやっぱり考えて、でもね、難しい顔しとっても駄目なんで楽しくできればなということで、うちは23世紀を目指しています。
今、兼六園って出ましたけど、石川の会社なんですね。
野々市市っていう金沢市の南側にある、あの、日本で住みやすいまち、毎年ベスト5に入ってる小さな町で、ですから田んぼが市街地でちっちゃいんですよね。
うちは46ヘクタールといっても、田んぼ600枚。
普段農業をやってる人からすれば農業困難地域でやってるという形ですね。
林農産でも笑農和の技術を導入されているということなんですが、改めてですが、下村社長笑農和のパディッチ、どんな技術なのか、簡単に教えていただけますか。
はい。一言で言うとですね、スマートな水管理ができるということなんですけども、田んぼのですね、水を入れる作業、そして止める作業というのがあるんですけども、ここにですね、インターネットに繋がる機械を設置することで、手元のですねスマートフォン、タブレット、パソコンなどインターネットで繋がる環境から遠隔操作できる、またはそのセンサーと連動してですね、自動で水管理ができるというようなものになってます。
簡単に言うと、パディッチというのは、インターネットを使って田んぼの水門の開け閉めをすることで、水管理を自動でできる技術ということですね。なんかその導入しようと思ったきっかけって何だったんですか。
うちは水回りがすごいやっぱり600枚、もうすごい大変で困ってたら、下村社長からいきなりこっちにパディッチが我が社に送られてきて(笑)
いや、僕は農チューバですから。それを撮影でっていうことだから、ずっと導入の工事から全部撮って、その工事も一遍失敗してもう1回戻ったりとかいろんなのを実際の場面でリアルな使い方をYouTubeで発信しながら、ネタになってます。
実はうちに、笑農和さんだけじゃなくて、各社送ってくるんですよ。
取り上げてほしいということで、勝手に(笑)
はい、で、笑農和のパディッチが最高峰ですよね。はい。やっぱり。
水深とか、きっちり細かく決めれるし、水温でも決めて、それに狙って水管理ができるんですけど、私はスケジュール管理っていうので、朝5時から朝7時の間に水入れて、ある一定の水位を設定しております。
なんで、朝5時から7時ってわかります?
水なんてお風呂みたいに、田んぼでもいつでも水入れとけばいいって思われるかもしれませんが気温と水温の差の一番少ないのが朝5時から7時なんですよ。
そうすると稲にストレスがないんだよね。だからその時間でもね、朝5時に600枚見るとしたら何時に起きんなんっていう話ですよね?
ですからこれスケジュール管理してて、うちも結構このパディッチつけたのが五、六キロ離れたとこです。
そうすると、綺麗に5時から7時に水深を保ってくれると、その稲にストレスのない水温のやつが入ってそうするとすごく育つんですよね。
へえ時間の設定ができるってすごく大事なことなんですね!
はい、で、ましてや、最近、地球温暖化で水温がめちゃめちゃ上がるときあるんですよ。
そういうときも水温設定しておくと、ちゃんと水入れて冷やしてくれる田んぼ。だからそういうこともね細かくできるんでね。そうするともう収量と品質にもね、大きく影響する。今年うちでやったのが7%収量アップでした。
大体パディッチは7%から16%とか10%前後はもう収量上がるんですけど、電卓たたいたら、例えば600キロって米が取れるのが660キロ。
1割増えると、お米1俵じゃないですか。だから1俵1万2000円とすればそれが30アールの田んぼだとすると×で3万6000円儲かるなとか、ただパディッチいくらで、これ何年で元が取れるとか、決して高くないで、品質もいいので、お米って等級がつくんですよ。に3等、2等、1等それが一等になるば、よりお金も入るし、うん。だからねこれはなかなかすごいなということで。
なんかその導入するときに、何かアドバイスがあったんですか?下村社長。
それはうちのスタッフも行って、ここに設置するところも全てYouTube番組なってるので全てネタになっているという。
そうそうでも、最初はやっぱりやってみないとわからなくって、こんなに収量上がると思わないし、ただみんな思うのは、こういうスマート農業って高い機械が高いなっていうところばっかり目に行っちゃうんだけど、そうじゃなくて、これからのスマート農業っていうのは、この高い機械をどうやって使うとコスト削減できて経営に寄与できるかっていうところを考えるって言って、やっぱり自分の脳みそをスマート化してかないと駄目っていうのをこのパディッチで気付かされた。
だから逆に言ったらパディッチはこの今の日本農業界のスマート化を啓蒙する機械じゃないかなと逆に言うたらね、うん。
なんか高いの送りつけてきやがってって言うんじゃなくって、使うことによってそうするとうまくいくのがスマート農業なんだなってことに気づいたっていうことです。
結構林さんの中の農業の概念もガラッと変わったっていう感じですか?
今年収量と食味が自動でわかる機械を買いました。稲刈るととリアルで出るんですね。
でもそれ収量と食味がわかる機械を付けると1台100万円かかるんすよ。でも100万円、もうこれはこうやって上手に使うとペイできるなって。
なるほどIT化を進めるきっかけになったということで
ありがとうございます、まず本当にもう使ってみないとわかんなかった。
やっぱりへえでも先ほど話があったように、その導入のその経緯だったり、その過程っていうのはYouTubeを見れば。
うん、わかります。はい。はい。パディッチで検索するといっぱい出てきます。笑農和、でも出てきます。
よかったらぜひチェックしていただければなと思います。
ホームページ https://www.hayashisanchi.co.jp/
YouTube https://www.youtube.com/@HayashisanchiJp23owarai
いや本当に何か楽しいお話させていただきました。金沢美術工芸大学ご出身なんですね!そもそも
えぇ、もと美大生で美大生で一度大手自動車会社に入ったら、家業が大きくなりすぎて、途中で戻ってきました。
ちょっと、また別の機会でもお話聞かせてくださいよ。
その話も聞きたいわね!
1時間番組作ってください(笑)ぜひぜひお願いします。
ということで今日は林農産の石川からお越し、林社長と笑農和の下村社長にお話を伺いしました。どうもありがとうございました。
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